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令和6年度 頚髄損傷者に対する
リハビリテーション研修会
開催挨拶
(つながる支援に向けて)
 研修会特設サイトをご覧の皆さん、こんにちは。別府重度障害者センター所長の下山と申します。「頚髄損傷者に対するリハビリテーション研修会」の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 この研修会は、2006年度に伊東重度障害センター主催で第1回が開催され2009年度以降は伊東(静岡県)、別府(大分県)、所沢(埼玉県)の国立3施設が輪番制で開催しておりました。2016年に伊東重度障害者センターが国立障害者リハビリテーションセンター(所沢)に統合されたため、現在では別府と所沢で開催しております。このように20年近く続く「頚髄損傷」に特化した研修会でございます。

 コロナウィルス感染拡大の影響もあって、集合形式の研修会ではなく、2021年度からはオンデマンド配信(録画配信)で行うようになりました。集合形式とオンデマンド配信形式には、それぞれのメリット、デメリットはございますが、これまでのアンケート結果なども踏まえ、今回もオンデマンド配信による研修会とさせて頂きました。集合形式の研修会の場合、参加者の皆さんとお会いして情報交換ができたり、リハビリテーションの実技なども間近で見ていただけるというメリットがございます。また別府重度障害者センターのある大分県は「日本一のおんせん県おおいた」と言われており、日々お忙しい皆様にとって、癒やしと明日の活力をあたえる場にもなると思います。今後の開催方法につきましては、あらためて検討させていただきます。

 頚髄損傷者の方々は、四肢、体幹に麻痺があるだけではなく、排泄や体温調節など、生命を維持する上で必須の機能にも障害が及んでおります。そのため、頚髄損傷者のリハビリテーションでは日常生活の中での介護および医学的な管理の下で専門性の高い訓練が必要になります。また安定した地域での生活を実現するためには、医療や福祉などの地域の専門職が「つながり」ながら頚髄損傷者の方へ支援していくことが求められます。そのようなことを考え、今回の研修会のテーマは「つながる支援~安定した在宅生活を送るために~」と致しました。頚髄損傷者の方々が病院や施設から地域に戻った時に、安定した在宅生活を送ってもらいたい、「つながり」のある支援をお住まいの地域で実現させたいという思いでこの研修会を企画しております。

 頚髄損傷者のリハビリテーションに関わっている方々の参考になるとともに、今後のさらなる「つながる」実践に向けて、この研修会の内容を活かして頂ければ幸いです。また、この研修会をとおして、参加された皆さんと別府重度障害者センターがしっかりと「つながる」ことができれば、頚髄損傷者の方々の適切なリハビリテーションに「つながる」と思っております。この研修会をきっかけにぜひ連携を図っていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

 最後に別府重度障害者センターのホームページには「在宅生活ハンドブック」「頚髄損傷者の住まいの工夫」など頚髄損傷者の方々の安定した在宅生活に役立つ情報を掲載しております。この機会にぜひ別府重度障害者センターのホームページもご覧ください。
別府重度障害者センター
 所長 下山敬寛
別府重度障害者センター紹介
重度の肢体不自由者の方々に対して、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、理学療法、作業療法、スポーツ訓練、職能訓練、その他必要な相談、支援を行っています。

ウェブサイト
http://www.rehab.go.jp/beppu/

X(旧 Twitter)
https://www.twitter.com/RCPD_beppu

YouTube
https://www.youtube.com/@RCPD_beppu
令和6年度 
頚髄損傷者に対するリハビリテーション研修会
主催:国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局 別府重度障害者センター
共催:国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局(所沢)
〈事務局〉
大分県別府市南荘園町2組
国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局
別府重度障害者センター(庶務課)
TEL.0977-21-0181 FAX.0977-21-2794
Email.shomu-beppu@mhlw.go.jp

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